2008年08月 | 2008年9月 | 2008年10月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
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じょぎ公演
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人形浄瑠璃因協会 第98回女義太夫公演(大阪)
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女流義太夫定期演奏会
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白山僻村塾(石川)
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じょぎ公演
公演日程 2008年09月01日(月)
時間 開演18:30〜
演目内容 『加賀見山旧錦絵』草履打の段
竹本綾一、鶴澤寛也、ほか
会場 お江戸上野広小路亭
TEL:03-3833-1789( ※ホームページ
会場住所 東京都台東区上野1丁目20-10 上野永谷ビル( ※地図
アクセス方法 ■地下鉄銀座線『上野広小路』駅徒歩1分、A4出口すぐ
■JR山手線『御徒町』駅徒歩3分
■都営地下鉄大江戸線『上野御徒町』駅徒歩1分
料金 前売:1,000円 / 当日:1,500円
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
サイト: http://www.gidayu.or.jp
後日談

8月演芸場より出演時間の余裕があるので、少し長いバージョンでつとめました。演芸場の時の調弦より、思いきって一本(二音)あげてみました。どうだったかなあ・・・。綾一ちゃんと寛也とははすぐ近所で生まれ育ち(彼女のお兄さんと寛也が同年)、いまもす近所にすんでます!

人形浄瑠璃因協会 第98回女義太夫公演(大阪)
公演日程 2008年09月06日(土)
時間 一部:開演13:00〜
二部:開演16:00〜
会場 国立文楽劇場小ホール(大阪・日本橋)
TEL:06-6615-0688( ※ホームページ
料金 2,000円(学生:1,000円)
お問い合わせ 人形浄瑠璃因協会
コメント 寛也は13時の部で、竹本越京さんと『一谷嫩軍記』組討の段をつとめます。ちょうど20年前の7月に、初めて清介師匠に稽古していただいた思い出の演目・・・。平家物語『敦盛最期』が下敷きに。「泣く泣く首をぞかいてんげる」ってとこです。(「嫩」はほんとは右が「欠」です。出ないけど)
後日談

稽古をはじめると、20年前に師匠に言われたことがありありと浮かび上がります。稽古のあと、がっくりぐったりして楽屋食堂にいってノートに書き込んでいた時に、文楽の誰とどんな話したか、その人の口吻までがきのうのことのようによみがえるのでした。

あの時はほんと必死でした。義太夫観が一変した稽古でした。あのときの気持ちを思い出して、しっかりしなきゃ!と、気持ちを新たにしたのです。

女流義太夫定期演奏会
公演日程 2008年09月18日(木)
時間 開演18:30〜
演目内容 『桂川連理柵』 帯屋の段
(前)竹本駒之助、鶴澤津賀寿
(奥)竹本朝重、鶴澤寛也

道行朧の桂川
竹本綾之助、鶴澤津賀花、ほか
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3541-5471
料金 3,000円(学生:2,000円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント 駒之助・朝重、両巨頭出演です!巨頭じゃないけど寛也も出演。
後日談

ウラ話はどうかと思いつつも、つい書いてしまうのですが、朝重師は持病の肝臓に加えて腰の圧迫骨折で、実は体を起こしてらっしゃるだけでも大激痛なのです。そういう状況のなかで40分近く、大曲であり大好きな『帯屋』をお勤めになられました。そして感動された方々からの感想の数々。

また師匠宅には、「感動しました」というメッセージ付きのお花が届いたそうです。朝重師は、「よく、この舞台で死んでもいい、っていう話はあるけれど、ほんとうにそれを今回は実感しましたよ。でも、この舞台で、命を投げ出して、果ててもね、やっぱりよかったな・・・。そのくらいの気持ちだったから、神さまが助けてくださったんでしょう」と。

白山僻村塾(石川)
公演日程 2008年09月20日(土)
演目内容 『卅三間堂棟木由来』平太郎内より木遣音頭の段(床本):
竹本駒之助(人間国宝)、鶴澤寛也

お 話:矢内賢二(国立劇場)
ご案内:辻原登(作家)
コメント 作家・辻原登さんのご紹介のお仕事。辻原さんは4月のはなやぐらの会にお越しになりとても気に入って下さり、そのままセットで白山へ出させていただくことに。とってもうれしいです。
後日談

もと白峰村白峰のほんとに峰の上、白山の向かいがわっていうのか、そんなところに『遊山荘』という移築した大きな民家があります。まわりの山々が霧にけむる様子がそれはもう幻想的。その民家の2階での演奏会。

定員50人のところ金沢やあちこちから60人の方がお見えで、それはそれは熱心に聴いてくださいましたので、駒之助師匠もとてもお喜びでした。はなやぐらの会と同じパターンで、矢内さんのお話(4月よりバージョンアップ)・柳の演奏。今回は辻原さんの司会で、演奏後、ちょっとだけ質問コーナーも。

夜は1階で宴会。なんと囲炉裏端で時間をかけてじっくりと炙った鮎からなにから、すばらしいごちそうです。メニューは矢内ブログ( http://blog.goo.ne.jp/gonnosuke_2005/d/20080922 )を拝借。お酒は常きげんと菊姫♪

あくる日はスーパー事務局小高さんの運転で、民俗資料館や福井の白山信仰の平泉寺まで連れて行っていただき、お山を一巡りして帰途へ。仕事というよりリフレッシュ休暇のような2日間でした。

ちょっと雨もよいで霊峰白山が見えづらかったのだけが心残りかな。僻村塾は本当に志の高い集まりで、しかもそれが20年、レベルを維持したまま続いてるということも驚き。読売新聞の方が取材に見えてましたが、10月には松任の会館で記念シンポがあるそうです。お近くの方はぜひ!お世話になった皆様方本当にありがとうございました!