吉野山の道行きはお正月頃だったとは・・
お芝居の時代考証の目茶苦茶はしょうがないとは思ってましたが
季節も結構嘘ついてるんですね。
桜=義経の象徴なんだという橋本先生の意見に賛同して
「道行き」は盛大に桜を心に描いて聴いておりました。
「錣引き」が面白くて大好きです。
本行の能では「景清」の語りのクライマックス。
今日は綾之助さんと土佐恵さんの声の対比も際立ってましたし
お三味線の手も聴かせ所、って感じで何時聴いても楽しいです。
緊張感が漂い、レベルの高い演奏を聴かせてもらいました。何なんでしょうね、あの張り詰めたような空気は。場のせいでしょうか、お客さんのせいでしょうか。橋本治さんの前説のせいでしょうか。いずれにしても、良き緊張感でした。
5人の演奏も良かったし、
道行だけを訊かせるという会の主旨の良さもでていましたし、
橋本さんの解説はやっぱり面白いし。
間近にきく義太夫はいいですね。会場の雰囲気もアトホームで、いい時間でした。
やはり、橋本さんに愛を込めて、ナビゲーターをあれだけじっくりしていただけると、聴く姿勢もぐんと変わってきます。企画の勝利。寛也さんの努力の賜物でしょう。
それに、あれだけ解説いただかないと、浄瑠璃はまったくわかりません。会場で一緒になった某さん(義太夫に詳しい方)が「この段にこんな意味があったとは。いつもわけわかんないと思っていたけど」とおっしゃってたほどですから。
「義太夫節を音楽としてよみがえらせる」コンセプトはイケルと思います。義太夫界には抵抗のある人もいると思いますけど、音楽性をアピールすれば、義太夫の聴き手は確実に増えます。語りの中身から入るのではなく太夫の声、殊にこの際は、三味線の演奏をメインに聴いてもらう。義太夫人口拡大には、それが一番。と、いうようなことを今回、あらためて感じた次第です。
初めてでしたが、説明がわかりやすくてよかったです。
華やかでたのしかったです!
今回で2回目ですが、奥の深さに驚いています。
遠方から来た甲斐がありました(広島)、しばらくはまりそうです。
できれば地方での演奏、お願いできたらなあとかんじます。
帰って、橋本さんの絵本を堪能します。
静だけど、女武道だったのネ。弁慶の取りなしや、四の切の刀で詮議が納得。
ほろろけんけんは好きなので聴きたかった。
男女道行は、女性が主な太夫が語るのが多いのはなぜだろう?レディファースト?
解説はよくわかったが、もう少し短くできないか。
橋本先生のお話が、前回同様とても楽しかったです。テープにとって聴き直したいほどでした。道行初音旅の構造が、やっとわかりました。
内容はまだよく理解していませんが、義太夫が心地良かったです。
義太夫は初めて聴きました。橋本先生のお話があって、深い内容をわからないなりにも楽しく聴かせていただきました。次回も楽しみです。
人形浄瑠璃(文楽)では、気付かなかった背景がわかり、奥深さを感じました。
意味を考えてみていませんでした。
橋本先生のお話が面白かった。「とめてくれるなおっかさん!」同世代です。
橋本さんのお話、相変わらずおもしろくすばらしい。
『考える人』の連載を読んでいる私でさえ、
「なるほど!」なのでした。
それにしても、橋本さんは仰ぎ見る存在だなあ。 |