2008年07月 | 2008年8月 | 2008年09月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
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義太夫を音楽としてよみがえらせる会 ~略称・道行の会~・第2回
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女流義太夫定期演奏会
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義太夫を音楽としてよみがえらせる会
~略称・道行の会~・第2回
チラシ Gidayub1 Gidayub2  ※クリックすると大きく御覧いただけます。
公演日程 2008年08月09日(土)
時間 開場:13:30
開演14:00〜
演目内容 橋本治さんのお話 約1時間

義経千本桜より 道行初音旅
浄瑠璃:竹本綾之助、竹本土佐恵
三味線:鶴澤駒治、鶴澤寛也、鶴澤賀寿

司会、進行:
ポプラ社辣腕編集の矢内裕子女史。橋本さんのイベントの司会は紀伊國屋出版時代からこれで3回目。橋本さんの信頼も厚い方です。
会場 28's GINZA(座席数:100名)
会場住所 東京都港区新橋1-7-1 ビクタービルB1
料金 3,000円(自由席・1ドリンク付)
お問い合わせ (社)義太夫協会(電話・FAX 03-3541-5471)[月~金 10~17時]
コメント ナビゲイターに作家で義太夫通でもある橋本治氏をおむかえし、理屈ではない、音楽として、女流義太夫が義太夫節の豊かな音色をお届けします。
後日談

吉野山の道行きはお正月頃だったとは・・
お芝居の時代考証の目茶苦茶はしょうがないとは思ってましたが
季節も結構嘘ついてるんですね。
桜=義経の象徴なんだという橋本先生の意見に賛同して
「道行き」は盛大に桜を心に描いて聴いておりました。

「錣引き」が面白くて大好きです。
本行の能では「景清」の語りのクライマックス。
今日は綾之助さんと土佐恵さんの声の対比も際立ってましたし
お三味線の手も聴かせ所、って感じで何時聴いても楽しいです。

緊張感が漂い、レベルの高い演奏を聴かせてもらいました。何なんでしょうね、あの張り詰めたような空気は。場のせいでしょうか、お客さんのせいでしょうか。橋本治さんの前説のせいでしょうか。いずれにしても、良き緊張感でした。

5人の演奏も良かったし、
道行だけを訊かせるという会の主旨の良さもでていましたし、
橋本さんの解説はやっぱり面白いし。

間近にきく義太夫はいいですね。会場の雰囲気もアトホームで、いい時間でした。
やはり、橋本さんに愛を込めて、ナビゲーターをあれだけじっくりしていただけると、聴く姿勢もぐんと変わってきます。企画の勝利。寛也さんの努力の賜物でしょう。
それに、あれだけ解説いただかないと、浄瑠璃はまったくわかりません。会場で一緒になった某さん(義太夫に詳しい方)が「この段にこんな意味があったとは。いつもわけわかんないと思っていたけど」とおっしゃってたほどですから。

「義太夫節を音楽としてよみがえらせる」コンセプトはイケルと思います。義太夫界には抵抗のある人もいると思いますけど、音楽性をアピールすれば、義太夫の聴き手は確実に増えます。語りの中身から入るのではなく太夫の声、殊にこの際は、三味線の演奏をメインに聴いてもらう。義太夫人口拡大には、それが一番。と、いうようなことを今回、あらためて感じた次第です。

初めてでしたが、説明がわかりやすくてよかったです。

華やかでたのしかったです!

今回で2回目ですが、奥の深さに驚いています。
遠方から来た甲斐がありました(広島)、しばらくはまりそうです。
できれば地方での演奏、お願いできたらなあとかんじます。

帰って、橋本さんの絵本を堪能します。

静だけど、女武道だったのネ。弁慶の取りなしや、四の切の刀で詮議が納得。
ほろろけんけんは好きなので聴きたかった。
男女道行は、女性が主な太夫が語るのが多いのはなぜだろう?レディファースト?

解説はよくわかったが、もう少し短くできないか。

橋本先生のお話が、前回同様とても楽しかったです。テープにとって聴き直したいほどでした。道行初音旅の構造が、やっとわかりました。

内容はまだよく理解していませんが、義太夫が心地良かったです。

義太夫は初めて聴きました。橋本先生のお話があって、深い内容をわからないなりにも楽しく聴かせていただきました。次回も楽しみです。

人形浄瑠璃(文楽)では、気付かなかった背景がわかり、奥深さを感じました。
意味を考えてみていませんでした。

橋本先生のお話が面白かった。「とめてくれるなおっかさん!」同世代です。

橋本さんのお話、相変わらずおもしろくすばらしい。
『考える人』の連載を読んでいる私でさえ、
「なるほど!」なのでした。
それにしても、橋本さんは仰ぎ見る存在だなあ。

女流義太夫定期演奏会
公演日程 2008年08月19日(火)
時間 開演18:30〜
演目内容 『加賀見山旧錦絵』草履打の段
竹本綾一、鶴澤寛也、ほか
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
料金 3,000円(学生:2,000円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント 8月は恒例、若手勉強会です。
綾之助師のお弟子さんの綾一ちゃんと出させていただきます。賑々しいお運びを!