2009年06月 | 2009年7月 | 2009年08月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
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橋本治と共に女流義太夫を楽しむ会
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神田かるちゃー倶楽部明神塾
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定期演奏会7月公演
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橋本治と共に女流義太夫を楽しむ会
チラシ 1 2  ※クリックすると大きく御覧いただけます。
公演日程 2009年07月10日(金)
時間 開場:18:00
開演18:30〜
演目内容 ナビゲーター:
橋本治(作家)

演奏:『ひらかな盛衰記』神崎揚屋の段
竹本駒之助、鶴澤寛也、鶴澤津賀寿(ツレ)

司会:
矢内裕子(kurkku メディア事業部 編集長)
会場 奏楽堂(旧東京音楽学校奏楽堂・上野公園内)(座席数:定員338名)
TEL:03-3824-1988
会場住所 台東区上野公園8番43号 
アクセス方法 JR上野駅(公園口):徒歩10分
地下鉄銀座線上野駅:徒歩15分
日比谷線上野駅:徒歩15分
京成上野駅:徒歩15分
東西めぐりん「東京国立博物館」:徒歩2分
料金 4,000円(全席自由)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]

お申込みの際は、お名前ご住所お電話、枚数をお願いします_(._.)_ 追ってチケットと振りこみ先をお送りします。直前のお申込みは受付お預け・受付精算にさせて頂きます。
コメント ☆当日券は20枚、開場6時と同時に発売いたします。

☆昨年の「道行の会」3回公演※の続編のようなもの。また橋本さんの楽しいお話が伺えます!

☆実は橋本さんの女義初体験が、「駒之助師匠の神崎揚屋の段」だったのです。感銘をうけられた橋本さんは文学界平成18年(2006年)9月号に、「音色と文体」というすばらしいエッセイを7ページに渡ってお書きくださいました。そんなわけで今回の「巨匠2人の初顔合わせ」には神崎を選ばせていただいたという次第です。どうぞご期待くださいませ。

☆本公演のライブDVD発売予定@@詳細決まり次第アップします。
「道行の会」は、このページ上から4行目の「2008年」をクリックして頂き、そこからご覧下さいませ。うまくリンクできなくてすみません!

【主催】
はなやぐらの会(鶴澤寛也)

【助成】
(財)アサヒビール芸術文化財団

【後援】
(財)日本伝統文化振興財団
(社)義太夫協会
後日談

ほぼ満席。ありがとうございました。

以下、いとうせいこう氏ブログより転載(了解済)
2009年7月10日。上野奏楽堂に移動して『橋本治さんと共に女流義太夫を楽しむ会』。素晴らしかった。

『考える人』の画期的な連載とまったく同じ、橋本さんの圧倒的な教養とセンスで古典芸能を読み解いていく一人語り。そして、人間国宝・女流義太夫の竹本駒之助さんの、正確無比にして融通無碍な「ひらかな盛衰記 神崎揚屋の段」!!こないだの国立劇場で同演目を観たときから、俺は女流で同じ段を聴き比べたかったのだ。なるほど、こういう感情の流れになるんだなあと満足しきり。

三味線の(鶴澤)寛也さんには昨夜、チケットがなくなったかも!とあわててメールしてしまい、公演前夜のミュージシャンに大変申し訳ないことであったが、なにはともあれ入れてもらえてよかった。入り口で桜井(秀俊!!)と会った。やつは携帯を持って必死に滝廉太郎の銅像と写真撮ってた(笑)。ちなみに、いつかは俺・大夫、桜井・三味線で忠臣蔵の三段目(松の間)をやりたいわけなのだ。

あと、久しぶりに篠井(英介)くんとも会った。演劇界からも重鎮が多く来ていて、会場はずいぶんしばらく体験してなかった雰囲気に(俺が学生時代、わー、あの人もあの人も!と黙って驚愕していた頃の感じ)。

以下、植田伊津子さんブログより転載(了解済)
そして今日は、ブログでも告知をした「橋本治さんと共に女流義太夫を楽しむ会」へ。歴史のある奏楽堂の舞台にしつらえられた金屏風がすんなりはまっている。作家のいとうせいこうさん、真心ブラザーズの桜井秀俊さん、役者の篠井英介さんたちの他、常連顔なじみのお顔も散見。

橋本さんによる「神崎揚屋の段」の前説ののち、女義公演がおこなわれた。駒之助、寛也、津賀寿さんによる白熱した演奏である。何度聞いても神崎の駒之助師匠の語りが好きだ。でも今日は、後段の寛也さんとツレ弾きの津賀寿さんにすごい緊張感があって、バチバチ火花を散らせながら演奏している。どっちも一歩前に出した足を踏みとどめていて引かないが、つとにツレの津賀寿さんが強い。熱闘甲子園みたいなおふたりの三味線である。おもしろすぎる。

ところで、橋本さんの至言「人間は恋をするとバカになる」が心に残る。バカって素敵だ。

神田かるちゃー倶楽部明神塾
公演日程 2009年07月21日(火)
時間 開演18:30〜
演目内容 巻之12ー塾長田中優子先生・年間テーマ『音をさぐる』現代~江戸~古代
会場 神田明神
コメント 第4回「江戸の音 江戸の空間に聞こえる音」のゲストに呼んでいただきました。基本的に通年のセミナーですが、今回のみ参加ご希望の方は会費等、オフィスはなやぐらまでお問合せ下さい。
後日談

正式参拝でツミもケガレもすっかり清めていただき、生まれかわった寛也なのでした!お客さま90名ほど、さすが江戸好きのみなさまでとても熱心にご参加くださってうれしかったです。鋭いご質問もたくさん。禰宜・清水さんはじめ明神さまのみなさまのご配慮で、演奏台はもとよりスクリーンもありのセッティング、とてもやりやすかったです。

定期演奏会7月公演
チラシ 20090722  ※クリックすると大きく御覧いただけます。
公演日程 2009年07月22日(水)
時間 開場:18:00
開演18:30〜
演目内容 菅原伝授手習鑑 東天紅の段
竹本越京、鶴澤三寿々

仮名手本忠臣蔵 身売りの段
竹本越若、鶴澤駒治

近頃河原達引 堀川猿回しの段
竹本駒之助、鶴澤津賀寿、鶴澤寛也(ツレ)
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
料金 3,000円(学生2,000円)
コメント 10日に引き続き駒之助師の舞台に出させていただきます。堀川の津賀寿さんのツレ弾きは何度もさせていただいています。これは特にイキがぴったりあっていないといけません。今回も心して務めたいと思います。
後日談

何度つとめても冷汗びっしょりです。なんとすばらしい曲を先人はおつくりになったのか、と感動すると同時に、あらためて曲の難しさ、ツレ弾きの難しさも身にしみました。たくさんのお運びありがとうございました。