2007年06月 | 2007年7月 | 2007年08月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
女流義太夫定期演奏会
公演日程 2007年07月19日(木)
時間 開演18:30〜
演目内容 >『伽羅先代萩』竹の間の段床本
竹本土佐恵、鶴澤賀寿

>御殿の段床本
竹本駒之助、竹本土佐子、竹本綾之助、竹本佳之助、竹本越孝、鶴澤津賀寿

※床本は時間の都合で抜き差しがあります。
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
会場住所 東京都千代田区隼町4-1
料金 2,500円(学生:1,500円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント 先代萩の半通しです。御殿は国宝駒之助以下、豪華掛け合い。ご期待下さいませ。(寛也お休み)
後日談

たくさんのご来場ありがとうございました。今月はロビー業務の寛也の見るところ、なんとなく初めてのお客様が多くいらしてくださったような気がしました。照る日曇る日、支え続けてくださるご常連さま、それと新しいお客さまがた、とても有難いことです。

竹の間・御殿と半通しで、筋も分かりやすかったのではと思いますがいかがでしたでしょうか?政岡の駒之助師はじめ大熱演の舞台に、お客さまが「女流のよさがとてもよく感じられてものすごく感動しました」とおっしゃっていました。終演後は『週刊人間国宝』が飛ぶように売れたとか。

義太夫教室60周年記念パーティ
公演日程 2007年07月28日(土)
時間 開演14:00〜17:00(終了予定)
会場 銀座東武ホテル
料金 OBの方:5,000円 / 一般の方:8,000円
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント 教室OBの野崎村の段の演奏と、女義の天地会。寛也はカゲ唄一節だけですが、豪華メンバーの七段目(忠臣蔵・一力茶屋場)こうご期待!
後日談

教室OBの方々の野崎村の語り、リレー形式でお一人お一人緊張のうちにも見事に語られてました。長いこと稽古のブランクがあったとは思えぬ出来ばえに、これを機会に稽古再開していただければうれしいなあと思ったのでした。

続くプロの天地会。ソプラノ棒読みの駒治さん、なぜかまったく動じず立派に?座頭・由良之助をつとめる。無本の平右衛門駒清ちゃん、ところどころ忘却で、なんとツウのお客様から詞をつけていただくのもご愛嬌。

待ってましたのお軽は津賀寿さん。師匠譲りのきっちりした音遣いが見事、でも可憐ってよりはど迫力という感じでした。ほか三味線弾き一同大奮闘。三味線担当は熱(迷)演の越孝さん、マイペースの越春ちゃん、土佐子さんはホソ三味線、かげ唄寛也は「美声」とほめられたのだった???

紀伊國屋セミナー『落語と義太夫のあまい関係』
公演日程 2007年07月30日(月)
時間 開演19:00〜
演目内容 >『伽羅先代萩』政岡忠義の段床本):竹本越孝、鶴澤寛也、
>寝床:柳家喬太郎
>4人のトークあり
会場 紀伊國屋ホール
TEL:03-3354-0141
会場住所 新宿東口紀伊國屋本店
料金 1,000円
お問い合わせ キノチケットセンター(新宿本店5F:10時〜18時)
コメント 『あやつられ文楽鑑賞(三浦しをん)』刊行記念イベントです。八重洲に続いてしをんさんと一緒、うれしいな。三浦さん+出演者3人のトークあり。どんな話題がでるか、お楽しみに~。
後日談

おかしな天気でお足元の悪い中ありがとうございました!4百数十のお客様で満員のホール、すごい熱気。すばらしい絽の訪問着でオトナなしをんさん、めったに聞けないという喬太郎さんの「寝床」で盛り上がりにもりあがったとこで、越孝・寛也が登場。

縦長ホールで弾きにくいかなあって思った割には音も伸びてたようでほっとしました。義太夫が紀伊國屋ホールにかかったのは初めてだって。お客さまは義太夫関係の人はそれほどたくさんじゃなかったのですが、みなさま越孝さんに釘付け。しをんさんの丁寧な解説のおかげもあり、すごく真剣に聞いてくださってる空気が感じられ、拍手もすごくて、20分ちょっとの短い演奏ながらもとっても充実した気持ちを味わいました。

続くトークはしをんさんのキュートな魅力に加え、喬太郎さんがお客様をのせてくださるのでやりやすかったです。やっぱりああいうときは喋る商売の人がいてくれると、出るほうも聞くほうもすっごく楽しいし助かる。寛也は珍しく?おとなしげ。みんなから「もっと喋ればよかったのにー」というメールが。えへ。

打ち上げのしをんさんは鉄火場の姐御風で、それはまた舞台とは別の趣で大変けっこうでした。ああでも慣れないことなので、このイベントでかなり頭がいっぱいだったから、終わって一安心、それにものすごく楽しかったです。本が好きだっていうのが巡り巡ってこういう仕事に結びついてきて、不思議な気もするけどうれしいことです。そして、しをんさんの感想>「政岡忠義の段」が、あんなに真に迫ってきたことはいままでありませんでした。女義の魅力にますますはまりつつあります!

三浦さんブログもどうぞ!