2008年04月 | 2008年5月 | 2008年06月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
「義太夫を音楽としてよみがえらせる会」~略称 道行の会~
3回シリーズ 第1弾
チラシ Gidayu1 Gidayu2  ※クリックすると大きく御覧いただけます。
公演日程 2008年05月03日(土)
時間 開演14:00〜
演目内容 『寿式三番叟』部分
竹本綾之助、竹本土佐子、鶴澤寛也、鶴澤駒治、鶴澤賀寿

ナビゲーター:橋本治さんのお話

『仮名手本忠臣蔵』八段目 道行旅路の嫁入床本
竹本綾之助、竹本土佐子、鶴澤寛也、鶴澤駒治、鶴澤賀寿
会場 新橋ビクタービル地下 28's Live(ニッパーズライブ)(座席数:100席(要予約・当日受付でのご精算))( ※ホームページ
アクセス方法 ・JR新橋駅 銀座口より4分
・銀座線『新橋駅』1番出口より2分
・都営浅草線『新橋駅』A2出口より6分
・ゆりかもめ『新橋駅』A2出口より6分
・銀座線、日比谷線『銀座駅』より7分
 銀座4丁目交差点より、銀座中央通り松坂屋側を、銀座8丁目方面にむかい、8丁目天国本店の少し先(通りに面しています・ガラスのショウケース)
料金 3,000円(ワンドリンクつき)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
担当:寛也、駒治
コメント 【主催】鶴澤寛也、鶴澤駒治
【後援】(社)義太夫協会、(財)日本伝統文化振興財団



天才橋本治さんは、義太夫にもものすご~くお詳しいのです。その橋本さんが「義太夫の音楽性を楽しむ」という趣旨で八段目のお話をしてくださいます。

義太夫節は基本的に歌でなくて語りものですが、その中でも音楽性の強いメロディアスな曲もあります。今回のシリーズはその中の道行の名曲3曲を、3回シリーズでお楽しみ頂くというとっても画期的なものです。毎回最初に、短い音楽的な曲の演奏ががつきます。

コチラから3回の予定がご覧いただけます。すでに京都からも橋本フリークのお申込みが。

☆おかげさまで「邦楽振興基金」の助成対象事業に選んでいただきました。ありがたいことです。



☆2008年4月28日:朝日新聞夕刊記事『橋本治が案内する義太夫の会』☆
作家の橋本治さんをナビゲーターに迎え、女流義太夫の演者たちによる「義太夫を音楽としてよみがえらせる会」(道行(みちゆき)の会)が3回シリーズで開かれる。

理屈抜きで、まず音楽として義太夫の面白さを知ってほしいという趣旨から、道行の名曲3曲を選んだ。義太夫を愛する橋本さんが、それぞれ演奏前に1時間ほど、曲の世界などを案内する。第1回は「仮名手本忠臣蔵」八段目の「道行旅路の嫁入(よめいり)」。

5月3日午後2時から、東京・新橋のニッパーズライブ(ビクタービル地下)で。三味線の鶴澤寛也と鶴澤駒治が主催し、浄瑠璃の竹本綾之助らが出演する。義太夫協会ほか後援。8月9日の第2回は「道行初音旅」、11月8日の第3回は「道行恋苧環(おだまき)」。いずれも3千円(1ドリンク付き)。予約が必要。義太夫協会(03-3541-5471)。



★次回8月9日(土)★ ※すでにたくさんのお申込みです。ご予約はぜひお早めに!
開演:午後2時
会場:28's GINZA(ニッパーズギンザ)
入場料:3,000円(自由席・ワンドリンク付) ※要予約・当日受付精算

・橋本治さんのお話(約1時間)
・演奏:竹本綾之助、竹本土佐恵、鶴澤駒治、鶴澤寛也、鶴澤賀寿
・曲目:義経千本桜より 道行初音旅(みちゆきはつねのたび)
・申込み:(社)義太夫協会



★第3弾、11月7日(土)のご予約受付もしております★
開演:午後2時
会場:28's GINZA(ニッパーズギンザ)
入場料:3,000円(自由席・ワンドリンク付) ※要予約・当日受付精算

・橋本治さんのお話(約1時間)
・演奏:竹本綾之助、竹本土佐恵、鶴澤駒治、鶴澤寛也、鶴澤賀寿
・曲目:妹背山婦女庭訓より 道行恋苧環
・申込み:(社)義太夫協会
後日談

ぎっしりのお運びありがとうございました。おかげさまで130人以上の方においでいただきました。ご予約をお断りしないとならなかったたくさんのお客さま申し訳ありませんでした。

橋本さんの「目からウロコ」のしかも愛に満ちあふれた義太夫解説にみなさまよくお笑いで、とてもなごやかなよい雰囲気の会でした。朝日・日経と載せていただいたおかげで、あっという間に100の定員突破、予備の椅子を出していただきぎりぎり舞台脇にまで設営。ありがた涙でありました。

橋本さんのお話(部分)
小浪は覚悟を決めるんですよ。で、どういう覚悟かって言うと、『私は力弥さんが好き』。だから、その後の死ぬとかっていう悲惨なことがあっても大丈夫っていう覚悟を小浪がするんです。

言ってみれば『道行旅路の嫁入』っていうのは、華やかで、東海道五十三次を折り込んでっていって色々あるんだけれども、なんだか判んないけど、ひっぱられていく、なんだか判らないけど、 離ればなれになってしまった娘の小浪が重大な 『私は力弥さん』が好きっていう決意をさせるためにある、そういうことを描いた30分のプロセスなんだって いうことをご理解戴ければ、私の話の一部もカタがついたかなって思います。

越孝を聴く会
公演日程 2008年05月07日(水)
時間 開演19:00〜
演目内容 『伊勢音頭恋寝刃』古市油屋より十人斬りの段
竹本越孝、鶴澤寛也
会場 お江戸上野広小路亭
TEL:03-3833-1789( ※ホームページ
会場住所 東京都台東区上野1丁目20-10 上野永谷ビル( ※地図
アクセス方法 ■地下鉄銀座線『上野広小路』駅徒歩1分、A4出口すぐ
■JR山手線『御徒町』駅徒歩3分
■都営地下鉄大江戸線『上野御徒町』駅徒歩1分
料金 前売:2,000円 / 当日:2,500円
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
サイト: http://www.gidayu.or.jp
コメント 昨年の八重洲座では時間の都合で短縮版でした。今度は丸ごと!これを十八番としてらっしゃる越道師匠に、昨年に引き続きみっちりお稽古していただく予定です。→都合によりカット版となりました。
後日談

マクラ(はじめのところ)のお紺、八重洲座のときは時間の都合でカットして、久々に弾かせていただきました。しっとりしていい所です。それがちゃんと表せたかな・・・。越孝さんの万野は、お客さまがたから大絶賛、とってもおもしろかったって!知人のTさんが撮影&YouTubeにアップロードすべく編集中。OKになったらお知らせします。お楽しみに~(^^)v

第4回吉遂会(鶴澤弥吉勉強会)
公演日程 2008年05月11日(日)
時間 開演14:30〜
演目内容 『伊賀声道中双六』沼津の段
竹本朝重休演に付き竹本土佐子、鶴澤弥吉、胡弓:鶴澤寛也

お話:おくだ健太郎
会場 銀座吉水 かくえホール( ※ホームページ
料金 前売:3,000円 / 当日:3,500円
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント 寛也は胡弓をお手伝いすることになりました。久しぶりなのでしっかり稽古しないと。

弥吉さんは友路師匠のご指導で、朝重×友路ペアで定評のある沼津に挑戦!演奏前に、歌舞伎ソムリエで、朝重師のところで浄瑠璃の稽古をしているおくださんの、これまた定評のある楽しい解説があります。会場が狭いので早目のご予約を。
後日談

去年の圧迫骨折の後遺症の腰・背中の痛みで入院中の朝重師匠、主治医の先生から許可をいただきご出演予定でしたが、長時間座っているのがちょっと辛いとのことで、急遽の代役で土佐子師が出演されました。

帰りにお見舞いに伺ったところ、薬がかわって痛みが楽になったということで、伺った5人にそれぞれ(いつもの如く)丁寧にお話くださり恐縮。でもあと半月くらいは安静にしないといけないそうです。

実は胡弓、寛也が勝手に名乗りを上げて弾かせていただいたのですが、お師匠さんがそれをとても喜んでくださり、「本とにうれしかったですよ」と今日もまた言ってくださいました。ありがたい・・・。

女流義太夫定例公演
公演日程 2008年05月22日(木)
時間 開演18:30〜
演目内容 『艶姿女舞衣』酒屋の段(前)
竹本朝重休演につき竹本土佐子、鶴澤寛也

『本朝二十四孝』十種香の段
竹本駒之助、鶴澤津賀寿

奥庭狐火の段
竹本綾之助、鶴澤三寿々、鶴澤津賀榮、鶴澤津賀花(琴)
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
料金 3,000円(学生:2,000円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント ☆朝重師休演
☆狐火の肩衣にも注目!
後日談

朝重師は11日に引き続き休演、治療にいそしんでおられます。またの舞台をお楽しみにお待ちくださいませ。

酒屋はお園があーだこーだと口説くとこで終わりなので、なんか、正直、たまります・・・。たっぷりとしたノリで弾くこと、うう、なんて難しい(>_<)

本日のメイン十種香、国宝駒之助・愛弟子津賀寿の名演で、狐火に続きます。炎の肩衣の綾之助師に、八重垣姫がのりうっつたよう。

素義会
公演日程 2008年05月24日(土)
時間 開演10:30〜19:00(終了予定)
会場 浅草鳥越神社
コメント 素義会(そぎかい)とは:
素人義太夫の会=アマチュアで義太夫のお稽古してる方の、歴史あるおさらい会

寛也門下も2人出演、組討と杉酒屋です。どうぞ応援に来てあげてね!
後日談

1人は体調不良を押しての参加だけどなんとか勤め、もう1人は会心の出来でほっとしました。会に向けて稽古するって言うのは、素人・玄人問わず大事なことですね。おつき合い下さった綾之助師、土佐子師に感謝です。