2007年03月 | 2007年4月 | 2007年05月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
つくし会二十五周年舞踊会(主催 松生暁)
公演日程 2007年04月01日(日)
時間 開演13:30〜
演目内容 『相生の松』『万歳』
藤井安洋、松生暁ほか
竹本越孝、竹本越春、鶴澤寛也、鶴澤駒治、鶴澤駒清
会場 国立小劇場
TEL:03-3265-7411
料金 2,500円
お問い合わせ つくし会
コメント 越孝さんの踊りのお師匠さん、藤井安洋先生のお弟子さんの松生暁(藤井安芸)先生の舞踊会。お2人で相生の松という、ちょっと珍しい(そして三味線的にはちょっとややこしいー)曲を踊られます。
後日談

相生の松、むつかしいけど、慣れてきたら面白さが分かってきました。忘れないうちにどこかでまたやりたいなー。きのうの夜から今朝にかけての雨もすっかり上がり、桜満開!おりしも会場の国立劇場では『桜祭り』を開催中でした。といっても、のんびり見る時間はなかったかな、ざんねん・・・。

第4回はなやぐらの会
公演日程 2007年04月13日(金)〜2007年04月14日(土)
演目内容 >夕霧 伊左衛門『廓文章』吉田屋の段:床本
竹本駒之助、鶴澤寛也、鶴澤駒清(ツレ)

>お話:松平盟子(歌人・文楽愛好家)
会場 お座敷ほり川(座席数:各日、約50名様)
料金 前売:3,000円 / 当日:3,500円
お問い合わせ ■寛也
■義太夫協会

TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント 【時間】
■13日(金):19時~20時半
■14日(土):15時~16時半

寛也主催の会です。ありがたいことに毎回、国宝の駒之助師匠が特別出演してくださいます。盟子さんは歌人としてだけでなく、グルメ・ワイン通としても有名。文楽の入門書も書いてるし、咲甫さんの本にも作品の解説をおかきです。去年までお話をしてくださった岩崎(金丸)和子先生の仲良しです。

チラシ・チケット・当日刷り物などは、うちのお弟子のKちゃん(グラフィックデザイナー)作。

正座椅子を30席ご用意しました。パイプ椅子も少々あります(ただし最後列のお席になります、すみません)。お座敷の風情を楽しみつつ足も痛くなりません。正座が苦手な方もぜひどうぞ!
後日談

13日(金):
おかげさまで75人くらいのお客様でぎゅうぎゅう、ありがとうございました!エアコンいれたのだけどすごく暑かったそうで申しわけありませんでした。めいっぱいキレイな音を出さなきゃならないところで、ちょっと・・・なこともあり、他にも反省点は色々。あすの課題です。

駒之助師匠の語りにみなさん圧倒されたそうです。ところで伊左衛門さんは男にも女にも人気がないようで・・・。男性からは「なんであんな男がもてるんだ?」女性からは「あんな男に惚れこむ女の気が知れない(まあこれは夕霧のことだけど)」と手厳しく。まあ、そうなんです。その通りのしょうもない男なんですが、ここはあまりむつかしく考えずに、バカップルの恋模様ということで気楽にお楽しみ頂けたらうれしいです。K出書房の編集さん、「なんかヤンキーのカップルみたいですね」と。うまい!

14日(土):
60ほどのお客さま、きょうもいっぱいでありがとうございました。昨日はもたれないようにと気にするあまりいささかまくれてしまったので、今日は落ち着いて弾こうと思ったのですがいかがでしたでしょうか。夕霧のクドキのいいとこで窓の外から「ピーポーピーポー」・・・。

劇場ではないので音響照明空調などご満足いただけないとこも多いかとは思いますが、どうぞお許し下さい。駒之助師匠は昨日にも増してのびやかなお声で、50数分間、客席を魅了し続けたのでした。師匠からのお言葉、来年も「一緒に勉強しましょう」に感激。また「(寛也は)原点に戻って勉強せなあかんと思います」をしっかり心に留めてこれからも精進してまいります。どうもありがとうございました!

内緒のお知らせ
公演日程 2007年04月18日(水)
時間 開演13:30〜15:00(終了予定)
会場 法政大学多摩校舎
コメント 田中優子先生の日本文学の講義によんでいただきました。
B棟301教室。おヒマなかたはこっそりぜひ!
後日談

200何十人のお客様(ではなく、学生さんですが)。教授もいらしてました。名物教授、田中優子先生とこれまた名物教授金原瑞人先生2人の司会(八重洲座ではないぞ!)、なんて贅沢!安心してのびのび喋らせていただきました。まず女流義太夫の舞台のビデオを10数分見てもらい(寛八師匠の曲弾きも!)、それから三味線での情景描写ということで、狐や鷲ほかのメリヤス・女性子ども武士の泣くところの弾き分け、など。

ところで学生たちに友達ノリでわが学生時代の話をしたら、それが○十年以上前だったことに気づきたいへん驚いたのでした。それにしても田中先生、大学では洋装なのですがそれがまたかっこいい!また『江戸の音』っていうのもなんていい本なんでしょう。うーん才色兼備。憧れます。

その後田中ゼミにもお邪魔し、三味線のサワリ(ビーンと音がする構造)に関する細かい説明(大教室でしにくかったところ)などお話して失礼する。とっても楽しかったです。学生の感想はどうだったかなあ、それだけがちょっと不安・・・。

義太夫・三味線 1日体験教室(義太夫協会主催)
公演日程 2007年04月21日(土)
会場 人形町スタジオ
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント ■語りコース(14時~16時):
・講師:竹本駒之助 - 3,000円 定員30名

■三味線コース1回目(11時~13時):
・講師:鶴澤寛也 - 5,000円(道具代込)定員15名

■三味線コース2回目(17時~19時):
・講師:鶴澤駒治 - 5,000円(道具代込)定員15名
後日談

寛也担当の1部、じつは定員割れでした。年によって全然違うのが不思議ですが、幸か不幸かお手伝いも数人いるのでかなり個人レッスンに近い状態。なので皆さま思ったより短時間で上達されましたぞ。めでたい。

生徒さん全員が歌舞伎をみたことがあり全員女義は未体験(う~む、まあそれがフツウだけど)なので教室では初めて「ノリ」という旋律を急遽お教えすることに。何でかというと歌舞伎でもけっこうよく出てくるので。和気藹々のうち教室終了。次に皆様が見る歌舞伎にぜひノリがでてきますよーに。そして女義公演にもぜひお運びくださいますよーに!

女流義太夫定期演奏会
公演日程 2007年04月25日(水)
時間 開演18:30〜
演目内容 >『菅原伝授手習鑑』車曳の段
・竹本駒之助、竹本土佐子、竹本越京、竹本佳之助、竹本綾一、鶴澤賀寿

>寺子屋の段
・前:竹本越孝、鶴澤三寿々
・奥:竹本土佐恵、鶴澤駒治
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
料金 2,500円(学生:1,500円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント ※寛也はお休みです
後日談

国宝・駒之助師が松王の車曳の迫力、三味線の賀寿ちゃんも大熱演。肩衣の松梅桜の柄にお気づきでしたでしょうか?実はある若手太夫がパソコンを駆使して制作したアップリケ。

続く寺子屋、越孝・三寿々、奥は土佐恵・駒治でいろはヲクリまで。寛也はロビーのお仕事日だったのですがお帰りのお客様の熱気がすごくて、ご満足いただけたのだなあととてもうれしかったです。ぱっとしないお天気でお出にくいところをたくさんのお運び、ありがとうございました!

第3回 浄瑠璃座
公演日程 2007年04月28日(土)
時間 開演17:30〜
演目内容 義太夫:『関取千両幟』猪名川内の段
櫓太鼓曲弾き:竹本越孝、鶴澤寛也
ホソ&胡弓:鶴澤駒清

新内:『千両幟』角力場ほか
岡本宮之助、鶴賀喜代寿郎、新内剛士 お話つき
会場 お江戸広小路亭
料金 前売:3,000円 / 当日:3,500円
コメント 千両幟の聴き比べ。義太夫のほうは三味線を逆さに弾いたり、撥を投げたりする「曲弾き」もつきます。お楽しみに!
後日談

毎度ぎっしりの浄瑠璃座。午後のすさまじい雷雨もちょうど落ち着き、たくさんのご来場ありがとうございました。曲弾きはなんでもないようなとこでなぜか3回も滞ってしまい、はからずも笑いをとってしまった・・・。

まあ、場がほぐれてよかったとの評もありましたが、ある人に「わざとだろ、3回もしつこい」といわれましたわ~。ちなみに撥投げはばっちり決まりました!3回公演ということで始まった浄瑠璃座、今後は未定です。さてどうなるかな?