2006年03月 | 2006年4月 | 2006年05月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
舞踊協会公演
公演日程 2006年04月01日(土)
時間 一部:開演12:00〜
二部:開演16:30〜
演目内容 『新版酒餅合戦』
竹本朝重、竹本綾之助、鶴澤寛也、鶴澤弥吉(2部の最後)
藤間豊之助、花柳寿美、中村光江ほか
会場 国立大劇場
TEL:03-3265-7411
料金 6,000円
お問い合わせ 国立大劇場
コメント 日本舞踊の地方(ジカタ)です(踊りの伴奏)。杵屋正邦先生の傑作。長唄・常磐津・義太夫掛け合い。お酒とお餅が座敷で大喧嘩、そこへ大根が仲裁に・・・というナンセンスものだけどとにかく楽しくて寛也は大好き。もとは琵琶の曲。昨年のNHK古典芸能鑑賞会の時は舞踊家さん3人でしたが、今回は家来たちの大合戦(群舞)もあるとか。
後日談

義太夫担当の大根は『白大根練馬の介が御台所、白妙の方』。踊られた中村光江さん(中村芝かん丈のご息女)の凛とした品のある芸とたたずまいが素敵。偶然昨日(3月31日)の『笑三郎の邦楽ジョッキー』は正邦先生特集。酒餅初演(朝重師・重造師)も放送されました!

白扇会 西川扇九郎舞踊公演
公演日程 2006年04月02日(日)
時間 開演11:00〜
演目内容 『梅が枝』『道成寺花道』
竹本駒之助、竹本綾之助、鶴澤津賀寿、鶴澤寛也、鶴澤津賀花
会場 国立大劇場
TEL:03-3265-7411
お問い合わせ 西川扇九郎:03-3330-8444
コメント 梅が枝というのは、はなやぐらの会で演奏する『神崎揚屋』の遊女梅が枝さん。
後日談

踊りの会は、キッカケとか色々あってすごく気を遣います。昨日はシンだから大変だった。今日は津賀寿さんがばっちりシンなので、おんぶにだっこ。

第3回 はなやぐらの会
チラシ Hanayagura2  ※クリックすると大きく御覧いただけます。
公演日程 2006年04月07日(金)
時間 開演19:00〜
演目内容 『ひらかな盛衰記』神崎揚屋の段
浄瑠璃:竹本駒之助
三味線:鶴澤寛也、鶴澤駒清(ツレ)
お話 :金丸和子(東京成徳大学教授・仏教美術)
会場 お座敷 ほり川
TEL:03-3379-6563(ほり川)この電話は当日のみです
会場住所 渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル8階
アクセス方法 新宿南口徒歩5分
料金 前売:3,000円 / 当日:3,500円
お問い合わせ ほり川
コメント 【主催】鶴澤寛也
【後援】義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
後日談

59人のお客様でいっぱいでした~。ありがとうございました。駒之助師匠の浄瑠璃にしびれてしまい、「あしたもやっぱり来る」という方が何人もいらっしゃって。未熟な寛也を引っ張ってくださる師匠には、本当に感謝してもしたりません。

自分的には激しく課題を残しての演奏でしたが、あしたは今日の反省をいかし、よりよい舞台を勤めることができるようがんばります。噛み砕いた解説をして下さった金丸先生、しっかりツレてくれた駒清ちゃんにも感謝。橋本治さんから美しいお花が・・・しかもご本人も。大ファンの寛也は緊張で汗びっしょり!

第3回 はなやぐらの会
チラシ Hanayagura2  ※クリックすると大きく御覧いただけます。
公演日程 2006年04月08日(土)
時間 開演15:00〜
演目内容 『ひらかな盛衰記』神崎揚屋の段
浄瑠璃:竹本駒之助
三味線:鶴澤寛也、鶴澤駒清(ツレ)
お話 :金丸和子(東京成徳大学教授・仏教美術)
会場 お座敷 ほり川
TEL:03-3379-6563(ほり川)この電話は当日のみです
会場住所 渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル8階
アクセス方法 新宿南口徒歩5分
料金 前売:3,000円 / 当日:3,500円
お問い合わせ ほり川
コメント 寛也主催の会。人間国宝・竹本駒之助師匠が特別出演してくださいます。今年は詞章(義太夫のことばを全部書いたもの)もお配りする予定。今まで思うところがあってお配りしなかったのですが、毎回すっごい不評で考えを改めました。

お話は、寛也が姉さまと慕っている金丸(岩崎)和子先生で、亡くなった竹本緑大夫さんつながりです。昨年は満員御礼、今年もそうなるといいなあと思っています。お誘いあわせてよろしくお運びの程お願いいたします。それにしても源太っていう男はどうしようもないなあ・・・忠兵衛さんもどうしようもないと思ってたけど、ずっとまし~。

【主催】鶴澤寛也
【後援】義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
後日談

60人のお客様、お忙しい中本当にありがとうございました。ちょっとやそっとで風情の出せる曲ではなく、駒之助師匠の芸ですべてをフォローして頂き、どうにかこうにか2日間勤めさせていただきました。来年も出てくださるとのお言葉に励まされ、仕切りなおしてまた精進する所存です。色々な舞台をつとめながら、普及活動にも精を出しながら、少しずつでも向上していくようがんばります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

卯月春麗の女楽
公演日程 2006年04月15日(土)
時間 開演18:00〜
演目内容 『日高川入相花王』
竹本朝重、鶴澤友路、鶴澤寛也(ツレ)
他:鼓、琵琶、地唄舞
会場 紀尾井小ホール
TEL:03-3402-3740
アクセス方法 四ツ谷駅麹町口徒歩6分
料金 一般:6,000円(学生:3,000円)
お問い合わせ オフィスくれいお
コメント 主宰の小川夏葉さんは、河童の大画伯小川芋銭(寛也もファン!)のお嬢様。
後日談

日高川はどちらかというと舞踊や人形と一緒の舞台が多く、今日のように素浄瑠璃(浄瑠璃の演奏だけ。素泊まりとか素うどん~そういえば素そばとは云わないなぁ・・・~みたいな感じ)は珍しいことでした。友路師匠、満92歳。いつも「あんた若いな」といわれているので、寛也はつい若いつもりになってしまう。

女流義太夫定期演奏会
公演日程 2006年04月18日(火)
時間 開演18:30〜
演目内容 『加賀見山旧錦絵』草履打の段
竹本越春、鶴澤駒清

『傾城恋飛脚』新口村の段
竹本越若、鶴澤駒治

『傾城反魂香』土佐将監閑居の段(吃又)
竹本朝重、鶴澤友路、鶴澤寛也(ツレ)
会場 国立劇場演芸場
料金 2,500円(学生:1,500円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント 昨年の朝重師匠のリサイタルと同じ吃又のツレ。これ、なかなかの難物。

「ツレってなに?」と聞かれました。「ツレ」とは「ツレ弾き」のことで、演奏に加わるけれどメインではなくてサブの人、といったらいいのかな。「連れ弾き」から来てるんじゃないかと思うけど・・・。ずっと並んで座ってる場合もあるし、今回の寛也のように最後のところだけ突然現れて一緒に弾く場合、初めいて途中で退出、や、途中で出て途中で引っ込む等のパターンもあります。
後日談

15日に引き続き、朝重師、友路師の舞台のツレ弾き。『ドモマタ』つまり吃り(吃音)の又平の話なのだけれど、いわゆる差別語がいっぱいでオンエアできないのです。このあたりは微妙な問題。劇場では歌舞伎でも文楽でもOKなのですが・・・。

義太夫&三味線 1日体験教室
公演日程 2006年04月22日(土)
会場 人形町スタジオ
TEL:03-3667-5878
会場住所 中央区日本橋富沢町3-9 TKビル
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント 『語りコース』14時~16時
講師:竹本土佐恵
受講料:3,000円
定員 :40名

『三味線コース1』11時~13時
講師:鶴澤駒治
講師:鶴澤寛也
三味線受講料:各5,000円
定員:20名

『三味線コース2』17時~19時
講師:鶴澤寛也
三味線受講料:各5,000円
定員:20名

三味線・撥など道具はすべて貸し出します。2時間の稽古で、ちょっとそれらしいものが語れ、また弾けるようになります!義太夫・三味線両方とる人も多い毎回人気の講座、ご予約はお早めに協会まで。
後日談

『野崎のツレの弾き出し』『ソナへ』『三重』『行列前半』を。アシスタントが何人もいてくれるのでなんとかクリア。生徒さんがた楽しかったかなあ、どきどき。

『一日体験』はまったくの初心の人でもなんとか弾けるようになるので、大変だけどやりがいがあります。皆さんおつかれさま~。これを機会に義太夫にはまってね。

第2回浄瑠璃座(義太夫と新内)
公演日程 2006年04月25日(火)
時間 開演18:30〜
演目内容 第1部
義太夫:新内 三味線の特徴と魅力

第2部
大坂の義太夫『絵本太功記』尼ヶ崎の段(奥)
竹本越孝、鶴澤寛也

江戸の新内『名物姥ヶ餅』
岡本宮之助、鶴賀喜代寿郎、新内剛士
会場 お江戸 上野広小路亭
TEL:03-3833-1789( ※ホームページ
会場住所 東京都台東区上野1丁目20-10 上野永谷ビル( ※地図
アクセス方法 ■地下鉄銀座線『上野広小路』駅徒歩1分、A4出口すぐ
■JR山手線『御徒町』駅徒歩3分
■都営地下鉄大江戸線『上野御徒町』駅徒歩1分
料金 前売:3,000円 / 当日:3,500円
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
サイト: http://www.gidayu.or.jp
コメント 大坂(古い言葉では大「阪」でなくて大「坂」と書きます)と江戸の文化の違いを、音を通してお感じいただけること思います。今回は三味線の解説つき。越孝ねえさんと宮之助さんが意気投合して始めた会で、1年に3回やることになってます。
後日談

90人近いお客さまの熱気でむんむんの広小路亭。久しぶりの太功記をがんがん弾きまくりました。途中まさかの失態をしでかした寛也ですが、ここには書きません。書けません。三味線の解説では、宮之助さんのアドヴァイスによる『グッズの説明』が妙にウケる。駒タタキとかメンタムとか。