2007年02月 | 2007年3月 | 2007年04月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
都民芸術フェスティバル助成
第37回邦楽演奏会
公演日程 2007年03月04日(日)
時間 一部:開演12:00〜15:30(終了予定)
二部:開演16:00〜19:30(終了予定)
演目内容 第1部:筝曲、河東節、新内、常磐津、清元、長唄、義太夫ー『伽羅先代萩』御殿の段(床本
竹本駒之助、竹本綾之助、竹本土佐子、鶴澤津賀寿

第2部:筝曲、一中節、新内、義太夫ー『伽羅先代萩』政岡忠義の段(床本
竹本朝重、竹本土佐恵、竹本越孝、竹本佳之助
鶴澤寛也、清元、常磐津、長唄
会場 国立小劇場
TEL:03-3265-7411
料金 2,500円(東京都助成による特別料金)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント いろんなジャンルの邦楽の名曲が、都の助成でリーズナブルな入場料でお聴きいただける、大好評の催しです。義太夫は昼夜それぞれ25分くらい。続き物になっていますので、お時間ある方は(ちょっとキツイけど)通しでぜひどうぞ~。

※当日は抜きさしがあります。
後日談

大学の同級生が、三味線に興味があるというお友達を連れてきてくれました。どんな感想か興味あるなあ(注・いろんな邦楽の中で義太夫が一番だったそうです!お世辞じゃないって言ってたよん。)。掛け声もいっぱいかかり嬉しかったです。

そういえばお行儀の良い東京のお客様ですが、近頃は文楽でも、太夫さんが泣いたりする山場ではわーっと拍手が・・・。文楽の重鎮、住大夫師匠が折に触れおっしゃってることが浸透してきたのでしょうか、(芸人としては)大阪育ちの寛也には嬉しさも倍に感じられます。

朝重師匠の政岡、殺された子供を前にした愁嘆場が聞かせどころですが、その前の殺された瞬間、顔色も変えずに、お主を守るため耐えに耐えるところが朝重師匠の我慢強ーいキャラとあいまって、隣で弾いてる寛也の胸にもぐーっと迫ってくるのでした。さていま楽屋うちは風邪引きばかり、皆様もどうぞお気をつけ下さい。震源地は竹本Kさんとのウワサ。さて誰でしょう?

義太夫教室OB発表会
公演日程 2007年03月10日(土)
時間 開演12:00〜
会場 スペース汐留
料金 無料
コメント アマチュアさんの発表会です。どうぞ賑々しくお運びくださいませ!寛也門下からは2人出演します。→予定だったのだけど、直前にAさんが軽い骨折で出られなくなりました。ものすごくがんばってたので本人も残念でしょうが、交通事故にしては最大級(最小級?)の軽さでしたのでまあよしとしなきゃね。
後日談

S夫妻は太夫 × 三味線でおしどり出演。ツマが寛也の三味線のお弟子さんなのですが、なかなかしっかり弾きます。出番の直前、楽屋で文楽のE師が「ワンポイントレッスン」と言いつつ弾き始めの稽古をしてくださったおかげで、たっぷりしたよい弾き出しになりました。

女流義太夫定期演奏会
(鶴澤津賀花 芸団協新人奨励賞授賞記念)
公演日程 2007年03月22日(木)
時間 開演18:30〜
演目内容 >『義経千本桜』小金吾討死の段
・竹本越孝、鶴澤津賀花

>鮓屋の段(前):床本
・竹本駒之助、鶴澤津賀寿

>鮓屋の段(後):
・竹本朝重、鶴澤寛也
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
料金 2,500円(学生:1,500円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント 文化庁の国内留学制度を受け研修に励んでいる津賀花ちゃんの、芸団協奨励賞授賞記念です。駒之助師匠門下で、津賀寿さんより基本からきっちりと懇切丁寧な指導を受け今日に至ります。どうぞ賑々しいご来場を。

鮓屋の段は、駒之助師・朝重師の重鎮がつとめ、若手の新たな門出を祝います。寛也のつとめる後半はややこしいところをカットするのでちょっと短めですが、段切れは時代物の大曲の大団円らしい、悲劇ではありますが実に華やかで素晴しい終わり方となっています。がんばりますー。
後日談

授賞記念でお客様も多く賑やかな会となりました。ありがとうございました。ただし鮓屋の4人はいささか体調不良。でもお客様からはまったく分からなかったそうでほっとしました。風邪(+花粉)が未だ蔓延しています。体が資本の芸人稼業ですからみな人一倍気をつけてはいるものの、つい無理もするしなんだりでこんな事態に。あったかくなってきましたが、みなさまもご油断なきよう!