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大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
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人形浄瑠璃因協会 第95回女義太夫公演
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舞踊フォーラム2007
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人形浄瑠璃因協会 第95回女義太夫公演
公演日程 2007年02月24日(土)
時間 開演13:00〜
演目内容 傾城阿波の鳴門』巡礼歌の段
竹本綾二、豊澤雛司

『増補忠臣蔵』本蔵下屋敷の段
竹本友和嘉、鶴澤友吉、琴:鶴澤友弥

『三十三間堂棟由来』平太郎住家より木遣音頭の段
竹本友香、豊澤雛文

『国姓爺合戦』楼門の段楼門の段・床本
竹本越京、鶴澤寛也
会場 大阪・国立文楽劇場小ホール
TEL:06-6212-2531
料金 2,000円(学生:1,000円)
お問い合わせ (財)人形浄瑠璃因協会(大阪市文化振興課内):06-6615-0668
コメント 久々の因会出演です。寛也は東京出身ですが入門したのは大阪で、10年近く住んでたし、大阪の会はうれしいです。劇場はこじんまりしていてアットホーム。入門当初は月に数回小ホールの受付のバイトをしていて、松竹からいらした超ベテランの観客係の方に鍛えられました。楽しかったなあ。
後日談

大阪組2番、淡路組1番、そして東京組1番でした。最後のほうでちょっと書きにくいポカをしてしまいした。とても反省。三味線の手数はおもしろい曲で、お話も壮大で寛也好みなのですが、素浄瑠璃だとお客様にいまいちわかって頂きにくいような気がします。でも、分かればいい、というものでもないし、まあ兼ねあいがね、むつかしいんですわ。

舞踊フォーラム2007
公演日程 2007年02月27日(火)
時間 開演19:00〜
演目内容 >三味線~その大衆性と現代~
出演:
渡辺保(演劇評論家、放送大学客員教授)鶴澤寛也、鶴澤津賀榮
女流義太夫三味線:梅若清瑛 津軽三味線、邦楽三味線 他
会場 俳優座劇場
料金 一般:3,000円 団体(5名以上)、学生:1,500円
お問い合わせ 【問合せ・申し込み】
日本舞台監督協会:TEL&FAX 03-3257-6911
メール: [email protected]

メールでお申し込みになりますと、2,500円でお求めになれます。
尚、メールの締切は2月25日(日)です。
コメント >>関連ホームページ

義太夫や津軽など、それぞれに使う三味線の比較。寛也は後輩の津賀榮ちゃんと、いろんなメリヤス(長さをその時々で変えられる曲)などを弾こうかなと思っています。チラシのふりがなが『つるsaわ』だけど、本とは『つるzaわ』です。でも鶴澤清治師匠は『つるsaわせいじ』なの。
後日談

義太夫は、三味線で情景描写をするのが大切、と言う話から、狐(哺乳類)・鷲(鳥類)・蛇(爬虫類)・蝶(昆虫)のメリヤス、そして野崎村の段切れに。

野崎のチリチリとスクイ撥で弾くところは、船端に水がちゃぽちゃぽと当たる様子を表していると先代寛治師匠がおっしゃったそうです、という説明にお客さまがほうほうとうなづいて下さるのがよく分かり、(気持ちが散漫になるので本とは演奏だけしたいのだけど)ああ解説付きにしてよかったなあ、って思いました。

久々にお目にかかった渡辺先生、「模様(情景)を弾く」というお話のときに、先代喜左衛門師匠の白石噺の弾きだしを聴かれ、「三味線という抽象音で情景が表現できるのかと疑問に思っていたけれど、出来るのだと初めて分かった」という事をおっしゃっていらっしゃいました。遠すぎる頂だけれど、いつも心に留めておかなければとあらためて思いました。