2008年10月 | 2008年11月 | 2008年12月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
豊澤雛代 追善素浄瑠璃会
公演日程 2008年11月02日(日)
時間 開場:12:30
開演13:00〜
演目内容 >初手向「仮名手本忠臣蔵」勘平腹切の段
竹本雛子、豊沢雛文

>「ご挨拶」山田桂子(豊澤雛代・姪)

>追手向「壷坂観音霊験記」沢市内より山の段
竹本綾春、鶴沢寛輔、鶴沢寛也

>追手向「契情倭荘子」蝶の道行
・浄瑠璃:竹本友香、竹本雛子、竹本綾二、竹本綾春
・三味線:豊沢雛司、豊沢雛文、鶴沢寛也、鶴沢寛輔
会場 国立文楽劇場小ホール
料金 3,000円
お問い合わせ 竹本雛子:072-279-1555
豊沢雛文:0745-75-5145
後日談

おかげさまで小ホール超満員、補助席でました。女義公演では近年にない大入り。お師匠さんは照れ屋さんなので、むちゃくちゃ照れつつ喜んでくださってると思います。あ、でも芸にむちゃくちゃ厳しかったので、「なんやあれはっ。ばかたれ~!」って怒ってはるかも・・・?!きゃあ。

義太夫を音楽としてよみがえらせる会~略称・道行の会~・第3回(3回シリーズ)
チラシ Gidayu3a Gidayu3b  ※クリックすると大きく御覧いただけます。
公演日程 2008年11月08日(土)
時間 開演14:00〜
演目内容 道行恋芋環(みちゆきこいのおだまき)
出演:竹本綾之助、竹本土佐恵、竹本越若、鶴澤寛也、鶴澤駒治、鶴澤賀寿
会場 28's GINZA(ニッパーズギンザ)
料金 3,000円(自由席・ワンドリンク付) ※予約限定
コメント 【主催・問合せ】
・鶴澤寛也、鶴澤駒治

【後援】
(社)義太夫協会(ホームページ http://www.gidayu.or.jp/ ) (電話・FAX 03-3541-5471)[月~金 10~17時]
日本伝統文化振興財団
後日談

超満員。おかげさまで無事3回の公演を終了させていただくことが出来ました。ありがとうございました。詳細は追って。

以下、感想の一部です

たいそう楽しませていただきました。ありがとうございます(^_^)。それにしても橋本ナビゲーターの威力はすごいですね。あの古典解釈を聞いたあとに演奏を聴くと通常よりも倍、深く聞くことができます。

今日は記念日となる程、とってもいい日でした。義太夫が面白いだなんて、やはり橋本さんのお話は初心者にとって嬉しい限りです。今回アンケートを出すのを忘れてしまいました。三味線がこれほどいろいろな表現出来る楽器だとは思ってもみませんでした。演奏素晴らしかったです。本当にありがとうございました。

立ち席になりそうな満席のご盛会おめでとう御座います。語りもやさしく、三味線も三棹も入り賑やかに楽しい会でした。

第三回も大成功、おめでとうございます。アンケートを書かなかったのですが、大変楽しかったです。実は来年もやってくださいと書こうと思ったのですが、すでに上野(7月10日上野・奏楽堂)が決まっていたので、書かずに帰ってしまいました。上野の会とても嬉しいです。万難を排して?、伺います。

とてもわかりやすい良い企画だと思い、参考とさせていただきたいと思っています。あのようなかたちで、公演を続けていかれているご努力に敬服いたします。

来ていただいた編集さんとライターさんがとても面白かったと言って帰っていかれました!解説があるとやはり分かりやすいと。来年の奏楽堂も楽しみです。あそこ、とても素敵ですよね~。

大盛況でなによりでした。

女流義太夫定期演奏会
公演日程 2008年11月19日(水)
時間 開演18:30〜
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
料金 3,000円(学生:2,000円)
コメント もう年末恒例、忠臣蔵特集第一弾。寛也は道行のシンです。メインは国宝駒之助・津賀寿で四段目判官切腹。朝重師なきあとも、女義一丸となってがんばらなきゃなりません。どうぞ皆様のあたたかい応援をお願いいたします。
後日談

楽屋の朝重師の指定席を見るといろんな気持ちがわいてきます。悲しいとか寂しいとかだけじゃないんです。本当に芸人人生全うされたなあ、とか、色々。舞台のほうは、先般の道行の会で、「顔ががんばりすぎ、見てるほうが疲れる」「弾くとコワい顔になる」などなどの感想を頂戴したばかりなので、つとめて『フツウの顔』で弾くようにしたけど、どうだったかなあ・・・。

知人のメールーやさしい笑顔的なものを想像されている方も中にはいらっしゃるんでしょうかねえ……???でも……演奏しているときに、真剣な顔になるのは当然のことで、そこに反応するお客様がいることのほうに、わたしはびっくりでした。お客様のご意見も大切ですけど、でも、真剣な顔をしないようにして演奏する、ってちょっとナンセンスな気がしますです。

寛也よりーつまり余裕がないように感じられたお客さまもいらしたってことだと思うのです。たしかに『道行』では、「必死感」が漂いすぎてもお客さまがゆったり楽しめないかも?と思ったので、今回ちょっと気をつけてみたのです。それは表面的に優しい顔するということではなく、なんていうのかな、「真剣&神経張り巡らせて弾くけど、そのぴりぴり感を、ナマナマしく表に出さない」っていうか・・・。時代物なんかを弾くときはちょっとまた違うとは思います。

古典芸能鑑賞会 義太夫へのいざない
チラシ Koten20081125  ※クリックすると大きく御覧いただけます。
公演日程 2008年11月25日(火)
時間 開演18:30〜
会場 法政大学多摩校舎( ※ホームページ
料金 無料
コメント 金原瑞人先生の企画・司会。文科省支援学生プログラムです。主催は法政大多摩の学生生活課。ゲストはなんと三浦しをんさん!八重洲座の出張版って感じかな。越孝・寛也で太功記をがんがん演奏します。ちょっと遠いけど無料だし、ぜひお運びを。
後日談

50人近いお客さま(学生さんや一般の方)&スタッフで70ほど席が埋まっていて、感激。しをんさんは『光』っていう渾身の新刊がでたばかり、うさちゃんのおっきなお顔のついたセーターをお召しです、かわいい♪

しをん×金原トークのあと、光秀の出から操のクドキまで10数分。初めてのお客さまが多いので、「義太夫ってこんな感じ」っていうのを体感していただきます。その後トーク第2弾。そして演奏再開で段切れまで。質疑応答などもあり充実した1時間半ちょっとでした。

しをんさんが、「演奏をきくと、床本読んだだけではわからない登場人物の感情が立ち上がってくる」って。ちょっと光秀評が変わったようでした。学生さんからは「迫力あった、かっこいい!」など。田中優子先生も「浄瑠璃ってやっぱりいいわねー!」と。いつも辛口の金原先生も、珍しくとっても気に入ってくださったのでした(^O^)

しをんさん&名ジャーマネN女史・金原先生・学生課のFさん・設営や受付、ビラ配りまで色々がんばってくれた、劇団パツキン☆ギャルズ(なんてネーミングなんだ;)&金原創作ゼミの面々にも感謝です!