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大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
第5回 山村若の会
公演日程 2007年10月02日(火)
演目内容 仕丁:駒之助、綾之助、津賀寿、寛也
会場 大阪文楽劇場
コメント 踊りの地方です。
京の会(越京さんの会)
公演日程 2007年10月06日(土)
演目内容 嬢景清八嶋日記より花菱屋の段:床本
越京、寛也

詳細は下記をご覧ください
http://homepage3.nifty.com/koshikyo/kyonokai5.htm
コメント 半月前の大阪の会でもさせていただいた、嬢景清八嶋日記より花菱屋の段です。

孝行娘が身を売り、そのお金で日向嶋で乞食になっている父を助けよう・というお話。あまりにあらすじをはしょってすみません。面白い曲です。言葉も分かりやすく笑えるところも、感動的なところもありの、盛りだくさんな曲。端場といって、切り場(メインの場)の前にもかかわらず、なかなかどうしてボリューム満点!
後日談

自由学園明日館は重要文化財になってる講堂で、ものすごく風情があって素敵です。花菱屋は続いての2回目ということでこなれてきた部分もあり、舞台にかける大切さを思い知らされます。

稽古も大事だけど舞台は大事。きょうの言い訳は、実は座布団がぽんぽこりんで、ぎりぎり前のほうに座ったもののどうしても体が後ろに沈み膝がうく・・・。そうすると三味線の角度が変わってしまうし、一撥づつ膝がビミョウに浮き沈みもするし・・・。でちょっと弾きにくかったです。ま、言い訳ですが・・・。すみません。

邦楽名曲鑑賞会 〜 女流の今 〜
公演日程 2007年10月13日(土)
時間 開演14:00〜
演目内容 阿古屋琴責:駒之助、津賀寿、ツレ:寛也

三曲:川瀬白秋 ほか
会場 国立小劇場
TEL:03-3265-7411
料金 4,000円
後日談

緊張で神経がバリバリになりました。川瀬先生の三曲、ことに胡弓は絶品!思いもかけずこんな大舞台に出していただき、感激と大反省です。続きは後日。

義太夫協会定例公演
公演日程 2007年10月18日(木)
時間 開演18:30〜
演目内容 演目内容は下記をご覧ください
http://www.gidayu.or.jp/page137.html#10/24
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
料金 2,500円(学生:1,500円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
後日談

前半ははじめて勤めさせていただきました。詞(コトバ)が多く弾くところは少ないけれど、何気に雰囲気を出さなきゃいけないのですがそれがなかなか・・・。

この帯屋、朝重師×友路師の当たり役で、実はもともとご両人でお勤めになる予定だったのですが、ちょっと事情により寛也が代役おおせつかったわけなんです。いやはや。これ、少し短くして11月にNHK-FMの『邦楽百番』の録音もあるので、勉強しなおしてがんばります。

うちのお弟子さんが「朝重師の繁斎が絶品でした。なんといっても繁斎の人間性が浮き出ていて改めて帯屋のより深い魅力を知りました。」とさっそくメールをくれました。にしても、長右衛門みたいな男には引っかかりたくないなあ・・・。でも会ってみたら案外魅力的なのでしょうか?謎だ。このあたりの考察は、三浦しをん著『あやつられ文楽鑑賞』(ポプラ社)でどうぞ!

第12回 横浜市いずみ歌舞伎
公演日程 2007年10月20日(土)〜2007年10月21日(日)
演目内容 ■竹本担当(歌舞伎の義太夫)
重の井子別れ 朝重、寛也
コメント 三吉(小男子)・調姫(小2女子)、2人の子役がいいんですよー。ぜひご来場を!
後日談

野崎村の最後のツレ弾きのところ(のはじめの1部)を、20人くらいの生徒さんが5人ずつ舞台に上がって練習。なかなかみんな覚えが早く、ちょー痛い!といいつつバチもわりにきちんと持つし、たいしたものです。

教頭先生はじめ音楽の先生方の体験は生徒さんにむちゃくちゃウケる。一応おわってからも弾きたい人がどんどん来て、すごく盛り上がってうれしかったです。長唄の細い棹の三味線と、義太夫の太い棹の三味線を持ち比べてみたり、撥を持ち比べたり、糸を見比べたりも。5年前にも初等科の総合授業で伺ったのだけど、そのとき5年生だったあのベレー帽で高い声で喋ってたかわいい子達も高1かあ・・・。すっかりオトナっぽく女性らしくなったなあ。しみじみ。ま、ちょっとナマイキにもなったけど(失礼)。

覚えてくれてた生徒さんもそれなりにいて、やっぱりやらせてもらってよかったなあって感動しました。きょうのことも、まあだいたいは忘れちゃうだろうけど、義太夫ってきいたことあるー、って位でもいいから記憶の片隅に残り続けることを祈ってます。途中ちょっとうるさかったので、自分の子どもに言うノリでがんがんいってしまい、あとで先生がたに「うるさくて申し訳ありませんでした」と謝って頂き、顔は笑えど内心冷や汗~・・・よその大切なお嬢様方だということをすっかり失念してしまいました。申し訳ありませんでしたー。

稽古三味線などを快く貸し出ししてくれた義太夫協会・運んでくださった欅屋さん(三味線やさん)にも感謝です。関係ないけど津賀榮ちゃんの話。刷り物のプロフィールの津賀榮ちゃんのとこに「かえるが好き」って書いたら、ある子から「なんでかえるがすきなんですかー」って聞かれたそうです。「かわいい・・・」って言ってました。

八重洲座 2周年特別企画公演
公演日程 2007年10月28日(日)
時間 開演13:30〜17:00(終了予定)
演目内容 薩摩琵琶:友吉鶴心
寺子屋:越孝、寛也(床本
お話:水野悠子 × 金原瑞人
特別対談:橋本治 × 岡田嘉夫(歌舞伎絵巻3菅原伝授・刊行プレイベント)
会場 八重洲ブックセンター本店
料金 前売:3,500円 / 当日:4,000円
コメント おととし9月のどきどきの発足からはや2年が過ぎました。感無量。今回は、金原先生による2周年記念の豪華企画です。にぎにぎしいご来場、どうぞよろしくお願いします~!寺子屋の段は、時間の都合により「スワ身の上と源蔵は~最後」までです。

■プレゼント情報
当日、歌舞伎絵巻2冊お買い上げの方に、画の岡田嘉夫先生の直筆色紙(文の橋本治さんのサインも入ります)をプレゼント。先着40名さま。どうぞステキな画像をご覧下さい!

■11月刊行予定の歌舞伎絵巻3の色校正も特別公開!
イベント詳細はタイトル八重洲座のリンクからお願いします!

★速報★
1部薩摩琵琶にも、『城壁のハムレット』の作者でもある橋本治さんが、対談でご出演決定!
後日談

いっぱいのお客さま、ありがとうございました。友吉さんは、30日の夜国立能楽堂でのリサイタルを控えられたお身でいらしてくださいました。橋本岡田対談は、前回にも勝るとも劣らぬおもしろさ。橋本さんには、今後の普及活動について、目からうろこのアドヴァイスをしていただきました。わぉ。続きはまた!