2006年09月 | 2006年10月 | 2006年11月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
新内枝幸太夫の会
公演日程 2006年10月06日(金)
時間 開演18:30〜
演目内容 新内:義太夫掛合い

『壺坂縁観音』~お里沢市~
竹本越孝、鶴澤寛也、鶴澤駒清、新内枝幸太夫、新内勝一朗、新内勝志壽

ほか新内3番:新内舞踊
会場 日本橋劇場(日本橋公会堂内)
TEL:03-3666-4255
会場住所 中央区日本橋蛎殻町1-31-1
アクセス方法 ・半蔵門線水天宮6出口、徒歩2分
・日比谷線人形町A2出口、徒歩5分
・東西線茅場町4a出口、徒歩7分
料金 5,000円
お問い合わせ 新内枝幸太夫事務所
コメント 京都の演奏会で評判になった掛合いを再演。最後の万歳の合奏は弾いていても実にたのしいです。
後日談

猛烈~な台風にもかかわらずお客様がたくさん来てくださり、枝幸太夫さんも私たちも大感激。しかも九州とか京都からもお名取さん方がお手伝いにみえてるのですよ。枝幸太夫さんの魅力の賜物でしょう。壺坂は新内・義太夫・新内・義太夫・新内ときて最後に合奏。その前に、お里を新内で沢市を義太夫で語り分けるところもあり、それぞれの浄瑠璃の特長が生かされた面白い構成でした。

勝一朗さん・勝志壽さんとはこの壺坂の演奏も2回目で気心も知れてるし、お世話になりつつ楽しませていただきました。待ち時間が4時間あったので、丸の内OAZO丸善ギャラリーで人・形・展(ひと・がた・てん)。人形作家石塚公昭さんのコクトーなど。

第4回 京の会
公演日程 2006年10月07日(土)
時間 開場:14:00
開演14:30〜16:10(終了予定)
演目内容 解説、お話
鈴木多美(イヤホンガイド解説者)

『傾城恋飛脚』 新口村の段(口)
竹本越春、鶴澤駒清

新口村の段(奥)
竹本越京、鶴澤寛也
会場 西池袋 自由学園明日館講堂
TEL:03-3971-7535
料金 前売:2,000円 / 当日:2,500円(全席自由)
お問い合わせ 越京ホームページ: http://homepage3.nifty.com/koshikyo/
コメント 越京さん主催の会。木造の講堂も一見の価値ありです。音響もグー。
後日談

きのうとはうって変わった快晴!どうしても雨の日は三味線の皮が湿気の影響でヘタリ気味になり、ちょっとぼんぼんした音になってしまうのですが、きょうはお天気だからすっきりした音でやっぱり気持いいです。肩衣は越京さんがきょうこの日のために用意した黒地に細かい銀紙。ものすごくステキでした。

寛也一門おさらい会
チラシ Hanayagura2  ※クリックすると大きく御覧いただけます。
公演日程 2006年10月09日(月)
時間 開演13:00〜16:00(終了予定)
会場 お座敷ほり川
アクセス方法 新宿南口5分(ビルの1階はコンビニ「新選組」)
料金 もちろん無料(茶菓つき!)
お問い合わせ 寛也
コメント 寛也のところに三味線のお稽古に来ているアマチュアさんたちの発表会。太夫さんにはプロの越孝さん・越春さん・綾一さんはじめ、やはりアマチュアでお稽古してるかたがたをお願いし、入って日の浅い人たちは三味線だけでメリヤスという短い曲を続けて2・3曲弾きます。

皆張り切って稽古にはげんでいます。普段からこのくらいの気迫で稽古してほしいものです・・・とわが身を棚に上げる寛也でした。おいしいお菓子にお茶つき。お時間おありの方は部分的にでもけっこうですので、ぜひぜひお運び頂き精進の成果を聴いてあげてくださいませー。
後日談

誰の心がけが良かったのかしらないけど、いいお天気でおさらい会日和、しかもたくさんのお客様でなごやかな楽しい会となりました。本番の気迫というものは何にも替えがたく、このところの頑張りが三味線に表れて、親ばかながら、とてもしまりのあるよい出来だったと思います。

ふつうおさらい会というと、知りあいだけを聴いてお帰りになる方が多いのですが、きのうは40人以上の方がほとんどずっと聴いていてくださって一同感激。越孝姉さんの迫力の太功記にはみなさん真剣に聞き入ってました。次回は来年か再来年か・・・またよろしくお願いします。そのまま会場で打ち上げ→ドイツビールで2次会。ああほっとした~!爆睡した寛也でありました。

第11回いずみ歌舞伎
公演日程 2006年10月21日(土)〜2006年10月22日(日)
時間 開演13:00〜
演目内容 仮名手本忠臣蔵八段目
竹本朝重、竹本綾之助、鶴澤寛也、鶴澤弥吉
会場 泉公会堂
TEL:070-6461-5830
料金 1,300円(全席自由)
お問い合わせ いずみ歌舞伎保存会 馬場
コメント 忠臣蔵 八段目(ちゅうしんぐら はちだんめ)
伊勢音頭 恋寝刃(いせおんど こいのねたば)


【申し込み方法】
9月15日(金)より、泉区役所1階売店・泉公会堂・区内地区センターでチケットを販売。

横浜市泉区の市民歌舞伎の竹本です。この場合の竹本というのは、歌舞伎の舞台の上手(客席から見て右)に座って義太夫の演奏をする人の事をいいます。ややこしいですねー。もういずみさんに伺い始めて何年になるかなあ・・・皆さんと仲良しです。おととしには全国の素人歌舞伎のフェスティバルに呼ばれてNHKホールで演技、その様子はNHKで放映されました。
後日談

21日:
昨日の舞台稽古も無事すみいよいよ本番。小浪役のSちゃんは小6。2年生の時、鮓屋の段の六代君で初舞台。年々おねえさんっぽく、かわいく、そして上手になっていく。これからも楽しみにしています。

22日:
昨日引き続き満員。ここはいつもお客様がいっぱい。私は4回目の太功記十段目尼崎の段のときからほぼ毎年(義太夫狂言のないときもあった)伺ってます。

女流義太夫定期演奏会
公演日程 2006年10月24日(火)
時間 開演18:30〜
演目内容 『本朝二十四孝』 勝頼切腹の段
竹本越孝、鶴澤三寿々

十種香より奥庭狐火の段
竹本駒之助、竹本綾之助、竹本土佐恵、竹本土佐子
竹本京之助(初舞台)、鶴澤津賀寿、鶴澤津賀花
琴:豊澤幸治
解説:竹本越京
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
料金 2,500円(学生:1,500円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント ※寛也はお休みです

演芸場の公演では初の、芸人による解説がつきます。これから女義もどんどんかわっていくことでしょう、もちろん良い方向に。どうぞご期待ください!
後日談

はじめての解説はいかがでしたでしょうか?ぜひ義太夫協会 [email protected] 、または寛也までご感想をお寄せくださいませ。十種香から狐火は国宝・駒之助師匠が、サブの役・上杉謙信公を。こういうのを「ごちそう」と呼びます。

お弟子の京之助さんの初舞台でした。狐火は津賀寿・津賀花の師弟コンビでさすがに息もばっちり、宮城道雄の直弟子の幸治先生のお琴がそれを引き立て、寒い雨模様の日にも関わらず熱い舞台をお楽しみ頂けたことと思います。