2006年12月 | 2007年1月 | 2007年02月
大 中 小 ※ピンク文字の公演に寛也は出演しておりません
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女流義太夫定期演奏会
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八重洲座 女流義太夫の世界 Vol.9
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構想日本 第114回 J. I. フォーラム
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女流義太夫定期演奏会
公演日程 2007年01月18日(木)
時間 開演18:30〜
演目内容 >『寿式三番叟』
・竹本駒之助、竹本越孝、竹本越京、竹本越春、竹本京之助
・鶴澤津賀寿、鶴澤駒治、鶴澤弥吉、鶴澤三寿々、鶴澤津賀榮

>『碁太平記白石噺』新吉原揚屋の段
・竹本綾之助、竹本土佐子、竹本佳之助、竹本綾一
・竹本越春、竹本土佐恵、鶴澤寛也
会場 国立劇場演芸場
TEL:03-3265-7411
料金 2,500円(学生:1,500円)
お問い合わせ 義太夫協会
TEL:03-3541-5471・FAX:03-3546-2334
(月~金10時~17時・13時~14時休憩)
メール: [email protected]
コメント おめでたい三番叟で新年幕開け。荘厳な語りだしから三番叟が入って賑やかに。鳴り物入りで華やかです。白石は吉原の花魁&田舎娘の姉妹の仇討ちのお話です。聴き所ははんなりとした花魁と、妹の奥州逆井村の方言でのおしゃべりの対比。

もとは武士の娘であるのこの姉妹が敵討ちの決心をするところは、凛々しくかっこよい。女郎屋の主人惚六もいいこと言うぞー。じっくりお聴き下さいませ。
後日談

やっぱり年の初めの三番叟はいいでしょう?うきうきしてきます。白石噺、54分の長丁場お聴きいただきありがとうございました。舞台での素浄瑠璃はなんと11月の八段目以来でした。

芸人はやっぱり舞台がないとだめだなあ、と思ったことでした。なんだか日常生活までぼやっとしてしまうのです。いけないいけない。さてこれで始動、ことしもどうぞよろしくお願いします!

八重洲座 女流義太夫の世界 Vol.9
公演日程 2007年01月26日(金)
時間 開演18:30〜20:00(終了予定)
演目内容 弥次喜多『東海道中膝栗毛』赤坂並木より古寺まで床本
竹本越孝、竹本土佐子、竹本越春、鶴澤寛也

トーク:
田中優子(法政大学社会学部教授、国際日本学インスティテュート教授 専門・近世文学、比較文化 )× 金原瑞人(法政大学社会学部教授・翻訳家)
会場 八重洲ブックセンター本店 8階ギャラリー(座席数:120席)
料金 前売:2,000円 / 当日:2,500円
お問い合わせ 【問合せ・申込】
■八重洲ブックセンター本店1階レファレンスコーナー
■チケット予約電話 - 八重洲ブックセンター:03-3281-7797
■チケット予約メール - 八重洲ブックセンター: [email protected]
コメント SKYプロジェクト(新・古典・八重洲プロジェクト)第15弾はご存知『弥次喜多』珍道中!「ええ?これが古典芸能?」と驚くおもしろさ、ばかばかしさ。ご期待ください。実はちょっと下品です、スミマセン。今年度はこれでおしまい。

この演目は演者によってかなり違う上に、時間の都合でカットあり。また入れごと、つまりアドリブもあるので床本の通りではありません。ご了承ください。

江戸学の大スター・田中優子先生のお出まし決定!法政大学の先輩後輩で現在同僚の田中先生 × 金原先生のトークは必聴です!うわあ、楽しみ。

>>関連サイト: http://www.kanehara.jp/yaesuza/index.htm

八重洲座2007年度上半期の開催、決定しました~。次回はたぶん5月末。決まり次第アップします。
後日談

満員御礼、ありがとうございました。楽しかったと皆様に言っていただき、特にいささかえげつないことを言わなきゃならなかった太夫さん方もほっとされたようでした。田中先生は八王子の繭を佐渡(だったかな)で染めて織ったという、作家物の黒っぽいグレーとも茶ともなんともいえぬ味わいのある紬に、お母さまの椿の赤い帯、真紅の衿・・・かっこいいのなんのって!

お話も膝栗毛原作から真夜中の弥次さん喜多さん・江戸の風俗、一九の経歴などあれこれと幅広く分かり易く楽しく聞かせてくださいました。けっきょく木魚はなかったのですが、質問コーナーのとき話をしたら、お客様でお能の稽古してらっしゃる方のお家にあるというメールが。次回(いつよ?)お借りすることに。

構想日本 第114回 J. I. フォーラム
公演日程 2007年01月30日(火)
時間 開演18:30〜20:30(終了予定)
演目内容 「型」から入ろう美しい日本
会場 日本財団2階大会議室
料金 参加費:2,000円(懇親会は別途4,000円)
コメント パネリスト!で参加、ちょっぴり三味線も弾くことになりました。
>>詳細ホームページ: http://www.kosonippon.org/forum/detail.php
後日談

いやはや。初パネラー、4人のうち3人までが初で混乱するというか・・・。しかも筝曲演奏家、お囃子さん、三味線弾きなもので、ちょっと演奏するとそれまでなに話してたかまったく白紙に。@型@のお題からもかなり外れましたね。

120人ほどの方の中で女義を聴いたことあるのは5、6人。でも興味は持っていただけたようで、懇親会の時には「会に行きます」とか、「なにかイベントあるときいらして下さい」とか、けっこうお声かけていただきました。ありがたや。特筆すべきはパネリスト&進行の対本宗訓(つしもとそうくん)さん。

お坊さんからお医者様にというユニークな方なのだけど、寛也のお世話になってる鍼灸師・O先生のところへ昔治療にいらしたことがあったそうで、ご縁の深さを感じました~。この日の寛也発言で一番ウケたのは、「型は大切で、同じように型に入れてもそこからあふれ出してくるものこそが個性であり、はじめから個性などない。という信念の元にぎゅうぎゅうキビシク子育てもしたのだが、うまく行かず。型は大切だけどやりすぎてはいけないと反省。妙案があったら教えてほしい」のくだり。芸の話じゃなかった・・・。