関西の女流義太夫最長老、竹本綾春さん死去
竹本綾春さん(たけもと・あやはる、本名・塩谷春美=しおたに・はるみ=女流義太夫の太夫)18日、胸部動脈瘤(どうみゃくりゅう)破裂のため死去、96歳。通夜は20日午後6時、葬儀・告別式は21日午後1時、大阪市阿倍野区阿倍野筋4の19の115、やすらぎ天空館で。喪主は長男、塩谷勝(しおたに・まさる)氏。
関西の女流義太夫の太夫の最長老。時代物を得意とし、後進の指導にも力を尽くした。今年4月23日、国立演芸場(東京)の「女流義太夫演奏会」に出演し、孫の豊澤雛文(ひなふみ)さんの三味線で「寺子屋の段」を勤めたのが最後の舞台となった。
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産経ニュースより転載】